女性で普段月によっても多少の痛みの違いはあっても生理が重いなと感じている人いませんか?
私も社会人になってから特に生理が酷くなってしまって2日目と3日目はもう動けなくて薬飲むしかなくて困ってました。
今回は毎月生理による痛みで悩んでいる女性に読んでもらってなるべく早く病院に一度は受診して欲しいです。
今回は生理の痛みの原因について紹介します。
いつも重い原因はなぜ?

下腹部痛や腰痛や頭痛などの症状は生理の時に大半の人が経験している人の方が多いです。
しかし痛みの感じ方にしても人それぞれ違います。
同程度の強さの痛みがあったとしても痛みに弱い人はすごく辛いですよね。
痛みに強いタイプの人はそれほどつらいとは感じないかもしれないです。
ただ生理痛が重い原因には手術が必要になるようなケースもあります。
そして自覚症状がない場合もあり病院に行ったときにはかなり進行していたケースもあるんです。
なので症状がある時点で体はサインを送っていますし自覚してからでは遅い場合もありますね。
定期的にがん検診などは普段からも受けるようにしてください。
どんな検査をするの?
- 問診
- 超音波検査
- 内診(触診)
- 血液検査(これに関しては病院による)
この流れでまず行われる事が多いです。
出血量が多くなる原因
今から紹介する病気はどれに関しても生理痛が酷く過多月経つまり月経時の出血量が重くなる症状がでます。
- 子宮内膜症
- 子宮腺筋症
- 子宮筋腫
炎症や癒着を繰り返す
まずは子宮内膜症ですが子宮の内側を覆っている子宮内膜が子宮以外の場所にもできてしまう病気です。
原因はなぜそうなるのかはまだよくわかっていません。
女性ホルモンの作用により本来の子宮内膜と同じように生理のたびに増殖してははがれ落ち出血を繰り返します。
子宮以外の場所に内膜が存在してしまう為に血液を排出する出口がないので血液がその場で出血をしてしまい炎症や癒着を起こしたりします。
妊娠を希望している場合は子宮内膜症が不妊に繋がることが多くあげられています。
筋層が厚く腫れる
子宮腺筋症の場合は子宮内膜に似た組織が子宮の筋肉の中にもできてしまう病気です。
子宮筋層内に子宮内膜組織が入り込んだような状態でになり子宮の筋層が厚く腫れてしまいます。
主に30歳~50歳に多い病気となります。
症状の他にひどい貧血や排便痛などが起こることもあるでしょう。
そして不妊に繋がる事もあります。
自覚症状がない人もいる
子宮筋腫に関しては良性の腫瘍なので大きくなっても命に関わることはないです。
しかし稀に筋腫によく似た肉腫という悪性の腫瘍もあります。
この筋腫に関しては病理検査に出してからではないと正確な診断ができません。
なので医師に大きさをチェックしてもらいながら増えていたり大きくなっていないかの確認は必要になります。
30代~40代に多い病気となります。
場所や大きさは人それぞれで症状が普段からある人もいますが全く自覚症状がない人もいます。
しかし不妊に繋がる事もあり妊娠して発見される場合も稀にあります。
病気以外の可能性もある
- プロスタグランジンの分泌が多い
- 子宮口が狭い
- 冷えによる血行の悪さ
- ホルモンの乱れ
生理痛の重さが不妊に直接的な関係はなですし生理痛が重いからといって妊娠しにくいわけではありません。
なので病気によって生理が重くなっている以外の場合もありうるのです。
まとめ

生理痛はみんな我慢していると考えている女性もいると思いますし周りと比べてしまう事もあると思います。
しかし生理痛の原因として考えられるものを取り除くことができて適切な治療などができれば普段から快適に過ごせる可能性はあるんです。
生理痛の原因が子宮内膜症などが原因の場合は症状を改善するには適切な治療を早めに受ける必要があります。
病院を受診し将来妊娠を希望する場合不妊に繋がることのないように治療を行いましょう。
病気ではないもののホルモンバランスの乱れや冷えによって生理痛が重い場合は生活習慣を少しずつ整えて改善していきましょう。
まずは病院に早めに受診して相談をしましょう。
